ちゃんとおいしい話 - 新しいチェーン系カフェ「果実屋珈琲」の展開が興味深い

こんにちは、マキタニです。

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【今回の内容】

• サイゼリヤでペンネアラビアータとモッツァサラダ

• 新しいチェーン系カフェ「果実屋珈琲」の展開が興味深い

• 楽天市場にサイゼリヤがいつのまにか出店して、そして閉店していた話

• サイゼリヤの一部店舗がおしゃれなお皿での提供をしている話

今週サイゼリヤにお伺いしたのは1回。8月末だというのにその日も暑くて（まだまだ暑い日が続きますね）、暑い日はパンチのあるものをということでペンネアラビアータを。この展開は何度目かですね。

合わせたのはお気に入りのモッツァレラのサラダ。

もはや仲の良い友だちのレベルで注文しているモッツァレラのサラダ。今年7回目の注文です。バッファローモッツァレラのフレッシュさとミルキーさ、そしてルーコラの主張のある青さ。最高です。

そしてペンネアラビアータ。

最近ペンネアラビアータがしっかり辛めでいいですね。

モッツァレラのサラダとペンネアラビアータは、個人的にはよくあるサイゼリヤルーティンな気がしてきました。

ごちそうさまでした。

6月末に東京都調布市に「果実屋珈琲」というお店がオープンしました。フルーツサンドとコーヒーを楽しめるロードサイドのお店です。

運営しているのは物語コーポレーション。人気の焼肉チェーン店「焼肉きんぐ」を運営している企業といった方が通じるかもしれません。

行った人のブログ記事もあります。

おしゃれですし、おいしそうですね。

「また新しいチェーン系カフェの誕生だなー」「ちょっとお高めだけど、フルーツサンドおいしそうだなー」という印象で、近くに行く機会があれば行ってみたいかも、とそのときは思いました。

そんな中、先日こんな記事を見かけました。

この業態を開発した担当役員への取材記事です。この「果実屋珈琲」の特徴がユニークかつ戦略がおもしろく、とても興味深く読みました。

• 閉店は午後6時。カフェ業態の1日当たり利益は午後4時半までに95％が決まり、夜間はコストがかかるため

• 高付加価値メニュー。高質なフルーツのサンドウィッチなどが中心。食パンもサンドウィッチ用としては珍しく店内で焼き上げ

• 短い営業時間への対応としてテイクアウト用の物販コーナーを併設

• 結婚して子供がいる女性従業員も職場復帰しやすい。夜間営業飲食店だと復帰が難しい

市場としては拡大が見込まれるカフェ市場において、その中で他社があまり手掛けない領域で展開を図ろうとしていること、そして事業として（特に人材面で）サステナビリティを踏まえていることなど、なかなかおもしろいです。

さらに興味がわきました。機会があれば行ってみたいなーと思いつつ、あんまり行かない地域なんですよねー。

行ったことのある人、これから行ってみる人、ぜひ感想を聞かせてほしいです。

8月下旬、ECモールの楽天市場にサイゼリヤがいつのまにか出店していることを知りました。「サイゼリヤ楽天に市場店」です。ちょっとびっくりです。

販売商品は辛味チキンのみ。どうも7月頃？よりも前から展開していたようです。

と、このニュースレター用にこの話を書こうと改めてアクセスしてみると、なんと8月末で閉店していました。

8月31日の閉店です。

「会社からニュースリリースなどもなく、こっそりオープンしたんだなー」と、これはこれでサイゼリヤではよくあることなので経過を見守ろうと思っていたのですが、判断も早かったようです。

サイゼリヤはテイクアウトやEC領域はいまだに模索というか試行錯誤というか、うまく進められていない印象です。

ということで、「楽天市場にサイゼリヤがいつのまにか出店していたけれど、すぐに閉店してしまった」という話でした。

サイゼリヤの一部店舗がおしゃれなお皿での提供をテストしているようですね。