「おいしさの変数はたくさんあり、人それぞれ異なる」
こんにちは、マキタニです。
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今回はこの2本です。
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最近のサイゼリヤ報告
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「おいしさの変数はたくさんあり、人それぞれ異なる」
最近のサイゼリヤ報告
今週サイゼリヤに行ったのは1回。雨の日でしたが、春休みと桜の季節ということもあって学生さんとお子さまでお店はとても賑やか。
いただいたのは「きのことほうれん草のクリームスパゲッティ」。2回目です。
「きのことほうれん草のクリームスパゲッティ」と「柔らか青豆の温サラダ」
以前のニュースレターでも書きましたが、この春の新メニュー「きのことほうれん草のクリームスパゲッティ」はかなり好みです。過去のパスタメニューの中でもお気に入り上位です。
2度目なのでそこまでの「!」もなく「うん、いいですねー」に留まりましたが、やはりお気に入りです。2度目の感想としては「ほうれん草は気持ち少なめでもいいかな」と感じました。それでもきのことその香りを楽しめて良いです。
ごちそうさまでした。
「おいしさの変数はたくさんあり、人それぞれ異なる」
昔に別のところでも書いたことがあるのですが、「おいしさ」っていろんな変数(要素)に分解できると思っています。構成する要素や種類や重み付けは人それぞれ異なっていて、だから皆「おいしい」と感じるものは違うし、自身でも日によってそれは異なる、と捉えています。
誰かの「おいしい」「まずい」はあなたのそれとは違うし、1年前のあなたと今日のあなたも違う
画像はおいしさ変数の例(昔に書いたものから)
「あの店の味は落ちた」の何割かはその人の味覚の変化。味覚は衰えるしね
Xに「おいしさの変数」の例として挙げたのはこちら。
料理の要素
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見た目(ルック)
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発する音
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口に入れる前の香り(アロマ)
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口に入れたときの香り(フレイバー)
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味(テイスト)
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価格
自分の要素
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空腹
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体調
環境の要素
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食べる相手
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食事環境、雰囲気(音、広さ、周囲の客層、タバコなど)
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店のサービス(接客)
10年ほど前に書いた内容です。いまちゃんと考えると文脈や文化的背景や日常/非日常なども挙げるかもしれません。人によってはまた異なる視点の要素を挙げるでしょうし、各要素の重み付けも異なります。
なので、誰かの「おいしい」「まずい」は私やあなたのそれとは違うし、不用意に感化される必要も反論する必要もないよ、ということです。例えば誰かはそれをおいしくないと言い、私はおいしいと思った、そういうものだと思っています。
なんと言いますか、サイゼリヤはそういう論争にときどき巻き込まれがちです。ときどき見かけては眺めるに留まるようにしていますが、皆さんも自分の「おいしい」を大事にすればよいと思います。
そういえばたまたま昨夜、イナダシュンスケさんが「おいしさ=味+ロマン、ロマンは人それぞれ」という内容の投稿をしていました。