サイゼリヤのメニュー改定の話(2024年夏)

1)最近のサイゼリヤ報告、2)サイゼリヤのメニュー改定の話(2024年夏)の2本立てです
マキタニ 2024.06.15
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今回はこの2本です。

  • 最近のサイゼリヤ報告

  • サイゼリヤのメニュー改定の話(2024年夏)

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最近のサイゼリヤ報告

今週サイゼリヤに行ったのはランチに1回。メニュー改定前でした。YouTubeでイタリア在住の人のヴェネツィア旅行動画を見ていてイカ墨パスタを食べたくなり、その気分でランチへ(イカ墨パスタはヴェネツィアの料理)。

春に登場した「イカの墨入りセピアソース」に合わせたのは「柔らか青豆の温サラダ」。

「柔らか青豆の温サラダ」と「イカの墨入りセピアソース」

「柔らか青豆の温サラダ」と「イカの墨入りセピアソース」

「イカの墨入りセピアソース」は、個人的にはこれはこれでおいしいと思っています。全然ウェルカムです。古くからの「イカの墨入りスパゲッティ」のファンには一定の抵抗感を感じるでしょうが、「イカ墨の入った魚介?のソース」としておいしいです。ヤリイカも食べやすいですし。

「柔らか青豆の温サラダ」は、ニュースレターやX-Twitterの投稿などで触れたことがありますが、イタリアのヴェネト州をイメージした料理のはずです(ヴェネト州はグリーンピースの産地)。ヴェネツィアはヴェネト州の州都ですので、この組み合わせは「ヴェネト州をテーマにした料理」としていいチョイスだと思っています。

ごちそうさまでした。

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サイゼリヤのメニュー改定の話(2024年夏)

2024年6月12日、サイゼリヤはグランドメニューを改定しました。2月に春のグランドメニュー改定を実施して以来です。

内容をピックアップするとこんな感じ。

  • 「バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ」が登場

  • 辛味チキン+ポップコーンシュリンプ+ハンバーグの新「ミックスグリル」が登場

  • 「モッツァレラトマト」が体裁と価格を変更

  • 一部地域で「バッファローモッツァレラのカプレーゼ」が登場

  • 新「フォッカチオ」が埼玉県および一部の東京都と神奈川県の店舗で提供

  • 「ラムと野菜のグリル」が全店舗での提供に

「バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ」が登場

一部店舗で試験提供されていた「バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ」が新しく登場しました。ニュースリリースによれば「バッファローモッツァレラを増やし」だそうです。

バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ 400円(ニュースリリースより)

バッファローモッツァレラのマルゲリータピザ 400円(ニュースリリースより)

辛味チキン+ポップコーンシュリンプ+ハンバーグの新「ミックスグリル」が登場

辛味チキンとポップコーンシュリンプにハンバーグを組み合わせた「ミックスグリル」も登場しました。こちらも3月頃から一部店舗で試験提供されていたメニューです。

過去にわたって同名の「ミックスグリル」のメニュー名でさまざまなバリエーションが提供されましたが、辛味チキンを含むバージョンはおそらく初めてと思われます。

ミックスグリル 650円(ニュースリリースより)

ミックスグリル 650円(ニュースリリースより)

ニュースリリースで紹介されたのはこの2点のみ。

新たな体裁の「モッツァレラトマト」が登場

ニュースリリースでは触れられていませんでしたが、従来メニューの「モッツァレラトマト」の体裁が変更になっています。今回は「バッファローモッツァレラ4個、カットトマト」という内容です。以前は「バッファローモッツァレラ2個、カットトマト」でした。価格は430円も変更になっています。

新たな体裁の「モッツァレラトマト」430円(Webサイトより)

新たな体裁の「モッツァレラトマト」430円(Webサイトより)

一部地域で「バッファローモッツァレラのカプレーゼ」が新登場

一部地域の店舗では、「モッツァレラチーズ」に代わって新メニュー「バッファローモッツァレラのカプレーゼ」が提供されています。提供地域は、北海道、埼玉県(一部店舗除く)、東京都の一部、神奈川県の一部。

新メニュー「バッファローモッツァレラのカプレーゼ」430円(一部地域。Webサイトより)

新メニュー「バッファローモッツァレラのカプレーゼ」430円(一部地域。Webサイトより)

該当の提供地域ではサラダのトマトにミニトマトが使用されており、共通食材の使用の観点からこの体裁のメニューでの提供になっていると考えられます。

「バッファローモッツァレラのカプレーゼ」は、2023年1月から「水牛モッツァレラのカプレーゼ」の名称で一部店舗で提供されていました。何度か体裁と価格を変更しており、今回改めて提供地域を広げての提供になっています。

新「フォッカチオ」が埼玉県および一部の東京都と神奈川県の店舗で提供

埼玉県(一部店舗除く)および一部の東京都と神奈川県の店舗で、新しい「フォッカチオ」が登場しています。メニューでは「もっちり食感の素朴な味わい」との表現が添えられています。

新しい「フォッカチオ」は、2023年12月からビビオ赤羽店(東京都)と蕨駅東口店(埼玉県)で試験提供が開始されました。2024年4月からは一部を除く埼玉県の店舗でも提供されています。各種メニューは以下。

  • フォッカチオ 150円

  • ガーリックフォッカチオ 200円

  • シナモンフォッカチオ 200円

  • ジェラート&シナモンフォッカチオ 450円

フォッカチオ各種メニュー(埼玉県および一部の東京都と神奈川県の店舗。Webサイトより)

フォッカチオ各種メニュー(埼玉県および一部の東京都と神奈川県の店舗。Webサイトより)

ジェラート&シナモンフォッカチオ(埼玉県および一部の東京都と神奈川県の店舗。Webサイトより)

ジェラート&シナモンフォッカチオ(埼玉県および一部の東京都と神奈川県の店舗。Webサイトより)

「フォッカチオ」の提供店舗では、「プチフォッカ」「ミニフィセル」の系統のメニューは提供されていません。

「フォッカチオ」は、古くから2020年7月までサイゼリヤで提供されていたパンのメニューです。今回よりふっくらとした新たな「フォッカチオ」として再登場しています。今後の全店舗での提供が予想されます。

「ラムと野菜のグリル」が全店舗での提供に

「ラムと野菜のグリル」が全店舗での提供になっています。以前の2月の改定では中部以東の東日本のみの提供でした。

「ラムと野菜のグリル」

「ラムと野菜のグリル」

「ラムと野菜のグリル」が全店舗提供になったため、近畿以西の西日本で提供されていた「ラムのランプステーキ」の提供は休止になっています。

雑感

過去5~6年のメニュー改定と比べても、大きなトピックスのない改定でした。世の中では新「ミックスグリル」の「やんちゃ加減」が少しだけ話題になったかもしれません。

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